2011 NBA FINALS |
ダラスの初優勝で幕を閉じた今シリーズは本当に激戦といっていいくらいの僅差のゲームが続きました。
ホームコートアドバンテージを持ち、今プレーオフはホームで負け無しのマイアミ有利かと思われましたが、ダラスが流れを持っていきましたね!
2−3−2対戦方式になってから、第3戦を制したチームがチャンピオンになっていました。
第3戦はマイアミが勝ち、アウェイで勝った勢いでそのまま行っちゃうかなぁ〜とも思いましたが、ダラスが今プレーオフを通して見せた粘りで勝ちをもぎ取っていった感じですね。
言っていませんでしたが、ボクの予想はマイアミが4勝2敗でチャンピオンに就くと思ってました。
全ては第2戦の負けとボクは思っています。
ファイナルに勝ち上がってくるチームなので、どちらも実力があり、ゲームを重ねるにつれて積み上げてきたチームケミストリーを兼ね備えているので、どちらが勝ってもおかしくはないシリーズでしたね。
マイアミは最後の詰めが甘かったと言いましょうか、正直第2戦は油断があったと思います。
あのホームでの第2戦を取っていれば、全く違う結果になったんじゃないかなと...。
でも、今回のダラスはチャンピオンに値するチームでした。
最後まで諦めずにプレーするのは観ていても伝わってきましたし、このシリーズに掛けている選手の想いも強かったと思います。
ファイナルというプレッシャーのかかるシリーズで、序盤はエースが踏ん張り、苦しい場面では控え選手が凌ぐというプレーが何度も観られました。
本当に強いチームはこういうチームだろうなと、ダラスは思わせてくれるプレーをしていました。
個人的には、J・キッドがチャンピオンリングを手にすることができて嬉しく思います!
ニュージャージー時代に2度もファイナルに進出しながら、1度もチャンピオンになれず、30代も後半になり選手としてピークを過ぎたと言われながらもチームを引っ張ってきた姿は素晴らしいです。
来季はロックアウトになる可能性も秘めているので、そうなったら引退するかも!?なんてことも言っていたので、このシリーズに掛けていたんでしょうね。
でも、優勝後のインタビューで『もう2、3年やれる。』なんてことも言っていたみたいですけど。
あとは、オーナーのM・キューバンもですね。
NBAチャンピオンを追い求め、ほぼチームに帯同し、ベンチ横でヤジを飛ばす名物オーナーでしたが、このシリーズは沈黙を貫き、チャンピオンを獲得したので、今後は静かに見守るようになりそうですね。(笑)
ダラスはチームとして成熟しチャンピオンを勝ち取りましたが、マイアミはBIG3加入後の1年目のシーズンでファイナル進出ですから上出来だったと思います。
今回の敗戦を糧に、あの3人の闘志に火がつき来シーズンはもっと強力なチームになって戻って来てくれることでしょう。
今回のシリーズの結果で来シーズンの楽しみが1つ増えた気がします。
いやぁ〜、しかし終わってしまうと本当に寂しいものです。
ここ数日間の早起きしてゲームを観戦するサイクルが終わってしまって、なにか物足りなさを感じちゃいます。
でも、オフシーズンも楽しませてくれるのがNBAですから、移籍やHCの就任などの情報も楽しみにしながら、次のシーズンを待ちたいと思います。
あ〜ぁ、楽しかったから、もう1回第1戦から観なおそ☆