LOCKOUT!! |
例年であれば、移籍話やらプレシーズンマッチの情報など、そろそろ盛り上がってくる頃合いなのですが、今シーズンはある1つの話題で持ちきりです。
NBA LOCKOUT 新労使協定決裂
選手会側とチームオーナー会側との折り合いが付かず、このままいくと2011-2012シーズンは全休になる恐れがあります。
1998-1999シーズン以来、13年ぶりのロックアウト。
確かM・ジョーダンが2度目の引退をした次のシーズンだった記憶があります。
ゲームはシーズン50試合に短縮され、全休は免れたもののオールスターゲームの開催もなく、盛り上がりに欠けたシーズンだった気がします。
(*M・ジョーダンが引退し、王者シカゴが解体してしまったことも要因かも。)
まぁ結局はお金の問題です。
もちろんプロですから、お金の話はとことんしたほうが良いとは思います。
人気のあるチームだけが収益を上げ、そのお金でスター選手を補強して観客を集め、優勝を狙うというのは、どのチームもやりたいことです。
でも、フランチャイズの市場が小さいチームはなかなかそういうわけにもいきません。
その為に労使協定を締結するわけなんですが、選手会側、オーナー会側の言い分が食い違ってきてるわけです。
(NBAコミッショナーと選手会側代理人の間での醜い政治的工作!?)
バスケットをプレイすることでお金を稼ぐ選手としたら選手生命なんて人生の内の短い期間です。その短い間で沢山稼ぐ選手なんて一握りですから、引退したあとの人生を考えたら選手会側が譲れない部分もあると思います。
オーナー会側としても、金儲けだけで運営しているチームもあるとは思いますが、自分の思い入れのあるチームが赤字で運営困難、その為スター選手が移籍してしまったり、チームを補強できなかったりして優勝から遠ざかるだけでなく、最悪の展開であるチーム売却やらフランチャイズ移転などしたくない想いから譲れない協定があることも分かります。
お互いが譲り合ってる条件もそれぞれあるような記事を目にしますし、選手会側・オーナー会側ともに通常通りシーズンを始めたい気持ちはあると思います。
そしてそのXデーが9月の第1月曜日(アメリカ勤労感謝の日)だと言われています。
そこでの交渉が決裂すれば、シーズン全休もありえるみたいです。
昨シーズンはあれだけ盛り上がったNBAですし、選手として全盛期だと言えるスター選手も沢山いるのでシーズン全休だけはあって欲しくないです。
そのおかげではないですがNBAの選手達がロックアウト期間中に海外でプレーするという話も出てきています。
ロックアウト期間中はチームとのコンタクトを取ってはダメなので、チームでの練習はないし、サマーリーグやプレシーズンマッチも行われません。
選手達はいつシーズンが開幕してもいいように、身体作りをしなくてはいけませんし、ゲームの感覚を植え付ける為にも海外のリーグでのプレーがプランに上がったようです。
さらにロックアウト期間中は給料出ないので、海外でプレーして稼がないとという選手もいるみたいです。
今のところはヨーロッパのチームと契約している選手が多いみたいです、まぁないとは思いますが日本でもプレーする選手が出てきたら、それはそれで観てみたいですね!
でも、やっぱり世界最高峰のリーグNBAが2011-2012シーズン通して開催してくれることが1番の望みです☆